ハンセン病制圧活動サイト Global Campaign for Leprosy Eliimination

ハンセン病図書室

生まれてはならない子として

生まれてはならない子として

宮里 良子  
毎日新聞社 2011年発行

解説

療養所で暮らすハンセン病元患者の両親のあいだに生まれ、親戚に引き取られて育った著者は、差別をおそれて学校や職場などで出自を隠すうち、自分の中に素直で正直者の「良子」と、身を守るため周りにウソをつく「条子」の二人がいると感じるようになった。だが、子どもに病気のことを伝え、療養所で両親を看取る中で、徐々に心境が変化。ついには患者遺族としてハンセン病裁判に関わり、新たな人生の地平をみずから切り開いていく。