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朝鮮ハンセン病史―日本植民地下の小鹿島

朝鮮ハンセン病史―日本植民地下の小鹿島

滝尾英二 
未来社 2001年発行

解説

日本統治下の朝鮮で、ハンセン病患者の隔離施設が小鹿島(ソロクト)につくられた。入所者を待っていたのは、日本の療養所以上に過酷な日々であった。ある者は薪が足りず枝を切っただけで処罰として断種され、ある者はキリスト教信仰を理由に神社参拝を拒否しただけで監禁室に入れられ命を落とした。そのあまりに恣意的で非人間的な処遇の背景にあったのは、「病」と「民族」の二重の差別であった。本書は、膨大な資料をもとに、植民地下の療養所の知られざる歴史に光をあてた一冊である。