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「むすびの家」物語―ワークキャンプに賭けた青春群像

「むすびの家」物語―ワークキャンプに賭けた青春群像

鶴見俊輔 木村聖哉 
岩波書店 1997年発行

解説

本書は奈良県に所在するハンセン病回復者の施設「むすびの家」建設に尽力した学生の群像劇を、建設運動の当事者であった思想家・鶴見俊輔氏とその教え子であった木村聖哉氏によって詳述された一冊。回復者であり、友人のロシア人青年トロチェフがある施設で宿泊を拒否されたことに憤慨した鶴見氏がその経緯を大学で語ったのを機に、志ある学生たちの思いに火をつけ、「むすびの家」建設の話が立ち上がった。鶴見氏は「らい予防法」廃止に至るまでの様々な体験談についても書いており、ハンセン病への実直な問題意識と真摯ある想いを垣間見ることができる。