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ハンセン病図書室

新訳 説経節

新訳 説経節

伊藤比呂美 
平凡社 2015年発行

解説

中世の説経節「小栗判官」「しんとく丸」「山椒大夫」に新訳を施し、平易でリズミカルな文体で現代に蘇らせた。「しんとく丸」は、河内国高安の長者の息子が継母の呪いによってハンセン病に罹り物乞いとなるが、四天王寺の観音に祈願することによって病を治すという物語。のちに謡曲や人形浄瑠璃、小説、演劇など様々な文芸にリメイクされ、後世に伝えられてきた。寺山修司が翻案し、蜷川幸夫が大胆に演出し話題をよんだ舞台「身毒丸」もその一つ。