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Books on Leprosy / ハンセン病図書室

お伝地獄

お伝地獄

邦枝完二 
新潮社 1958年発行

解説

時は明治初年、主人公のお伝はハンセン病を患う夫・浪之助の療養費をかせぐため、人を騙し、その美貌を男に売り、ついには殺人をも犯す。悪行を繰り返し、袋小路に追い込まれていくお伝の宿命を通し、一人の女性の哀しさと憐れみを描いた、風俗小説家・邦枝完二の代表作。日本で最後に斬首刑に処せられた女囚・高橋お伝を実在のモデルとしている。何度となく映画化されたこともあり、今でもお伝の墓に線香をあげに参拝するファンも多い。