ハンセン病制圧活動サイト Global Campaign for Leprosy Eliimination

THINK NOW ハンセン病 キャンペーン 2016 TOKYO

ハンセン病は、既に治療法が確立され、早期治療すれば障害が残らず完全に治る病気です。
一方で、病気によって体に変形をもたらすことで何世紀にもわたり恐れられてきた歴史があり、
患者や回復者に対する偏見と差別の問題は根強く残ったままです。
こうした問題を解決するためには、世界中の人々に対して、
この病気についての知識を伝え、誤解を解くように呼びかける必要があります。

Topics about THINK LEPROSY NOW 2016 CAMPAIGN

  • ワールドカフェ
  • 人類遺産世界会議
  • 富永夏子 写真展
  • ビブリオバトル
  • アートイベント
  • メッセージ動画

グローバル・アピール2016 宣言式典

2006年以来、毎年世界各地でハンセン病患者、回復者、その家族に対する差別撤廃を訴えてきたグローバル・アピール。その第11回目となった「グローバル・アピール2016」が、国際青年会議所の賛同を得て、1月26日、東京で開催されました。午前中に行われたグローバル・アピール宣言式典では、国際青年会議所が世界130カ国に有するネットワークを通じて「ハンセン病を理由とする差別が不当であること」を訴え、こうした差別と闘い、「ハンセン病患者らが他の人と同等の機会を得ることができる社会の実現を目指す」と世界に向けて呼びかけました。

ハンセン病国際シンポジウム
「ハンセン病から差別を考える」

「グローバル・アピール2016」宣言式典に続き、国際シンポジウム「ハンセン病から差別を考える」が開催されました。冒頭、WHO世界ハンセン病プログラム チーム・リーダー、アーウィン・クアマン氏から世界におけるハンセン病の現況報告があり、つづいておこなわれたパネル・ディスカッションでは「健康に関する差別をどう克服するか」「若者の視点」「ハンセン病・差別・宗教」など、さまざまな角度と視点から差別問題について語りあいました。

ハンセン病の歴史を語る人類遺産世界会議 特別講演
「全生園で出会ったこと」

1月28日から30日の3日間、人類遺産世界会議が開催されました。人類遺産世界会議には、急速に失われつつあるハンセン病の歴史遺産、人びとの記憶などを残していくため、世界約20カ国から当事者、政府機関、NGO、研究者などが参加。初日の28日には多磨全生園(東京都・東村山市)の近くに長年住み、映画『もののけ姫』ではハンセン病患者の姿を描いた宮崎駿監督が特別講演をおこないました。

ハンセン病の歴史を語る
人類遺産世界会議(1日目)

宮崎駿監督の特別講演に引き続き、人類遺産会議のパネルディスカッションがおこなわれました。議題は世界におけるハンセン病の歴史と取り組み、そして歴史保存をおこなっていくための課題など。セッション冒頭ではリニューアルされたばかりのILAハンセン病歴史ウェブサイト紹介もおこなわれました。

ハンセン病の歴史を語る
人類遺産世界会議(2日目)

ハンセン病にまつわる歴史を保存し、学び、伝えていくために、いましなければならないことは何か。人類遺産世界会議2日は、国家機関にたずさわる関係者や当事者からの発表、療養所で暮らす人たちが残した文芸作品やアートの紹介とともに、地域ごとのネットワークを築いていくことの重要性などが話し合われました。

ハンセン病の歴史を語る
人類遺産世界会議(3日目)

人類遺産世界会議の最終日は、二日間の総括として、今後の課題などについて全員参加による活発なフリーディスカッションがおこなわれました。午後には東京宣言の発表、決意表明への署名などがあり、延べ500名以上が参加した人類遺産世界会議は和やかな雰囲気のなか閉幕しました。

「ハンセン病を考えることは、人間を考えること。」
日本財団フォトグラファー/富永夏子 写真展

1月29日から2月2日までの5日間、丸の内オアゾで「ハンセン病を考えることは、人間を考えること。」と題した写真展が開催されました。展示されたのは、富永夏子さんが14年間にわたり世界各地のコロニーでとり続けた写真と、写真家・八重樫信之氏と黒崎彰氏が撮影した日本各地の療養所および回復者のポートレート。会場正面にはイラストレーター・安齋肇氏の描いたイラストも展示され、ハンセン病に対する偏見、差別をなくそうというメッセージを訴えかけました。

ハンセン病をテーマにしたビブリオバトル開催

2016年1月31日(日)、「世界ハンセン病の日」に合わせ、東京・六本木ヒルズに併設するイベントスペースumuでハンセン病をテーマにした「ビブリオバトル」(日本財団主催)が開催されました。会場には若い人々が多く詰めかけ、立ち見が出るほどの大盛況。5人の若者たちがハンセン病に関する本や文学を、それぞれ工夫を凝らして語り、熱気あふれる書評バトルがくりひろげられました。