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「グローバル・アピール2016」が開催されました

Topics 2016.1.29

E58699E79C9FE291A0-d21102016年1月26日(火)、東京・虎の門の笹川平和財団ビルで、「グローバル・アピール2016」が開催されました。「グローバル・アピール」は毎年1月の「世界ハンセン病の日」に合わせて実施。医療、法曹、教育、宗教など各界の代表者とともに、ハンセン病の患者・回復者・その家族に対するスティグマと差別をなくす」ことを世界に向けて発信してきました。今回はその第11回目となり、東京での開催は昨年の第10回に続き2回目。世界130カ国の18歳から40歳の若者をメンバーに持つ国際青年会議所が共同提言者となりました。

午前におこなわれた宣言式典は、天皇陛下の御作詞・皇后陛下の御作曲による「歌声の響」のパフォーマンスによって幕開け、WHOハンセン病制圧大使・笹川陽平氏、国際青年会議所会頭・パスカル・ダイク氏らによる主催者挨拶、法曹界や医師会などの国際機関の代表による来賓挨拶につづき、各国のハンセン病回復者も壇上にあがって、「グローバ_0070078ル・アピール2016宣言」が読み上げられました。さらに、昭恵夫人、塩崎恭久厚生労働相とともに会場に駆けつけた安倍首相がスピーチ、ハンセン病に対する偏見や差別の解消を訴えました。

午後は、ハンセン病のみならず、盲ろう者やアルビニズム、エイズの人権問題に取り組む専門家やリーダーも交えたパネル・ディスカッション「健康と人権」など、三つのセッションが行われました。

DSC01798これらの式典およびセッションの詳細は、近日中に当サイトでレポートいたします。