ハンセン病制圧活動サイト Global Campaign for Leprosy Eliimination

世界の島は語る

ロベン島

ネルソン・マンデラの流刑で知られるハンセン病患者と政治犯の収容の島

ロベン島は、南アフリカ西ケープ州ケープタウンから約12キロメートルの沖合に位置し、周囲の海流が強く脱出が困難であることから、オランダ植民地時代より流刑地やハンセン病患者の隔離の地として使われた歴史をもつ。「ロベン」は「アザラシ」を意味するオランダ語。

1845年に西ケープ州カレドンのハンセン病コロニーから患者が移住している。当初は強制的な収容ではなかったが、1892年に導入された「ハンセン病抑制法」によって患者の移動も制限されるようになり、島に収容される患者数も一挙に増大した。1931年まで隔離政策は続けられた。

20世紀後半になると、アパルトヘイト(有色人種隔離政策)に反対する人々が政治犯として送り込まれ、ネルソン・マンデラやジェイコブズ・ズマなど、のちに南アフリカの大統領となった人々が収監された「監獄島」として有名になった。

1994年、アパルトヘイトが撤廃され、その2年後にロベン島刑務所も閉鎖、翌年の1997年には博物館として一般公開された。1999年、世界遺産(文化遺産)に登録。

現在は島全体が博物館として整備され、元囚人がガイドとして案内業務を行っている。

ロベン島

国:南アフリカ共和国
面積:5.42㎢
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ロベン島にまつわる写真

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