東ちづるです。女優、タレントをしています。そして、一般社団法人「Get in touch!」の代表をしています。ゲットインタッチというのは、まぜこぜの社会を目指して、活動しています。まぜこぜというのは、多様性社会、ダイバーシティ、ノーマライゼーション、インクルーシブ、色々言葉ありますが、みんな違って大丈夫、そんな社会を作りましょう、ということです。ごちゃまぜではないです。まぜこぜの社会です。知識や理解よりも、そんなことがなくても、誰も排除しない、排除されない、違うということがあっても犯人にされない。もっと言えば、違うということを面白がってアドバンテージにできる社会です。その「まぜこぜ」という言葉が広がればいいなあ、と思っています。そうですね、まぜこぜっていうのは、どういう風に覚えてもらったらいいかというと、まぜごはんです。まぜごはんというのは、色々な食材を切って、調味して味をつけて、最後にご飯とまぜます。するととっても美味しいハーモニーが生まれます。それは一つ一つの食材に配慮をしているからです。配慮は必要なんですね。全部ぶぁ〜と入れてぐぁ〜とまぜた、ごちゃまぜご飯はきっと味はととのわないです。ハンセン病、聞いていても正しい理解正しい知識を持っている人はきっと少ないと思います。病気も障害も当事者になって、初めて詳しく知ることができるんですね。ハンセン病、正しい知識、正しい理解。あるに越したことはありません。ですが、知識理解がなくても、排除しない排除されない。そういう地域、社会、国が成立するとどの人も暮らしやすい社会になると思います。配慮は遠慮ではありません。これを聞いてはいけないのかな、とか、これはしてもいいんだろうか、それは遠慮です。どんどん聞いて、どんどん声を出してもらって、お互いに情報を公開して共有して、配慮をしあう社会がいいな、と思います。レッツまぜこぜ、そしてゲットインタッチ。偏見差別のない誰もが暮らしやすい社会を作っていきましょう。THINK NOW ハンセン病。