Jyukanbo Shiryokan
重監房資料館
群馬県
Leprosy Sanatoriums & Resource center in Japan / 日本のハンセン病療養所・資料館
Jyukanbo Shiryokan
群馬県
なぜ病気の療養所に
過酷な懲罰施設がつくられたのか。
訪れる人びとに重い問いを投げかける資料館
1938(昭和13)年から1947(昭和22)年まで使われていた「特別病室」。その実態はハンセン病患者を対象とした懲罰施設であり、入所者からは重監房と呼ばれた。正式な裁判なしに収監された入所者は電灯も暖房もない四畳半ほどの監禁室に閉じ込められ、およそ9年間のあいだに収監された93名のうち、じつに23名が亡くなったと言われている。2014(平成26)年に開設された国立「重監房資料館」は、この重監房を原寸大で再現。貴重な当時の資料、発掘調査によって得られた出土遺物なども展示されている。
全国のハンセン病患者を対象とした懲罰施設「特別病室」が、栗生楽泉園につくられる。1947年(昭和22年)、一松厚生大臣の使用禁止令により、閉鎖。
楽泉園入所者を中心に「重監房」復元の署名運動開始、翌年署名数が108,000に達し、厚労省に提出。
「重監房」に関する資料を収集・保存し、これをもとに調査研究を行うこと、その成果を一般に提供し人権学習の支援をおこなうことなどを目的として、「重監房資料館」設立。
重監房資料館
〒377-1711
群馬県吾妻郡草津町草津白根464-1553
Tel.0279-88-1550 / Fax.0279-88-1553
アクセス: