Kuriu Rakusenen
栗生楽泉園
群馬県
Leprosy Sanatoriums & Resource center in Japan / 日本のハンセン病療養所・資料館
Kuriu Rakusenen
群馬県
名湯、草津温泉の東
標高1,100メートルの高原にたたずむ
草津温泉・湯之澤区は明治以降、ハンセン病の湯治客が集まる地域として知られ、英国の女性宣教師コンウォール・リーらが1916年(大正5年)に聖バルナバ病院を開設してからは、さらに多くの患者が全国から集まった。1930年(昭和5年)には人口800人の「患者自由療養地」を形成し、なかには旅館、飲食店、質屋等の生業を営むものもいた。
その湯之澤部落を温泉街から東へ3㎞離れた滝尻原へ移転させることを目的とし、1932年(昭和7年)に開設されたのが「栗生楽泉園(くりうらくせんえん)」である。国内2番目となる国立ハンセン病療養所ながら、当初は定床15床、職員数名というごく小規模なものだった。現在、園内には社会交流館(歴史資料館)があり、団体での施設見学にも対応している(平日のみ。事前申込みが必要)。隣接する施設として2014年(平成26年)に開設された「重監房資料館」がある。
国立療養所 栗生楽泉園
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/hansen/kuriu/index.html
〒377-1711
群馬県吾妻郡草津町大字草津乙647
Tel. 0279-88-3030
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