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ハンセン病絶対隔離政策と日本社会 (無らい県運動の研究)

ハンセン病絶対隔離政策と日本社会 (無らい県運動の研究)

無らい県運動研究会 (著) 共同代表=内田博文・徳田靖之 (編) 
六花出版 2014年発行

解説

ハンセン病者を地域からあぶり出し、療養所への隔離に追いやった「無らい県運動」。官民一体で全国的に展開されたこの運動は、今日まで続くハンセン病への差別と偏見を世間に広める要因ともなった。本書はハンセン病市民学会が初の総合的研究に取り組み、三年にわたる活動の成果をまとめたもの。学者、研究者、法律家、医師といった様々な論者の視点から、無らい県運動の重層的なメカニズムの全体像を解明し、日本の社会構造と住民意識の病理を浮き彫りにする。