ハンセン病制圧活動サイト Global Campaign for Leprosy Elimination
Books on Leprosy / ハンセン病図書室
HOME > ハンセン病図書室 > ハンセン病者の生活史—隔離経験を生きるということ
坂田 勝彦 青弓社 2012年発行
解説
多磨全生園の入所者の声を丹念に聞き取り、孤立された生活世界と外の社会との動態的な関わりの中で、ハンセン病者および回復者が経験した喪失と生存のありさまを追った一冊。制約と抑圧を強いられた中で、園内の生活全般を担い、「ふるさとの森」といった自治体活動も精力的に行っていく。彼らが紡いでいった営為の数々が、ハンセン病をめぐる差別と排除の問題に対し、センシティブに向き合うことを私たちに促す。
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