Books on Leprosy / ハンセン病図書室
エルネスト・チェ・ゲバラ
角川書店 2004年発行
解説
医学生のエルネストと生化学者のアルベルトはハンセン病の研究仲間だった。1951年、わずかな荷物と中古のバイクで二人は南米横断の旅へ。艱難辛苦の道中でたどり着いたハンセン病療養所で、過酷な状況におかれた患者たちと心を分かち合う…。「いつか何かのきっかけで僕らがハンセン病に取り組むようなことになるとしたら、その何かとは、どこへいっても患者が示すあのやさしさであるに違いない」。後にキューバ革命の中心的存在となるチェ・ゲバラが青年時代に綴ったみずみずしい記録。