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Books on Leprosy / ハンセン病図書室
HOME > ハンセン病図書室 > 癩者の生ー文明開化の条件としての
澤野雅樹 青弓社 1994年発行
解説
医学の言説を超えるほどまでに、≪癩≫を囲い込み完全隔離を目指そうとする強大な“力”が、どのように形成されていったのか。明治維新後、急速に文明国家を目指す日本において、権力と法、知識人とマスコミ、社会や隣人にいたるまでがどのように連携し、≪癩≫を包囲していったのか。その≪政治体≫に内在していた論理や矛盾を抉り出すとともに、奪われた≪癩者の生≫に対する日本人の記憶喪失に警鐘を鳴らしている。
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