Books on Leprosy / ハンセン病図書室
大谷 藤郎(監修) 牧野 正直(編) 尾崎 元昭(編) 畑野 研太郎(編) 長尾 榮治(編)
東海大学出版会 2007年発行
解説
ハンセン病医学の現状について総説した専門書。ハンセン病への差別と偏見の歴史の反省を踏まえ、科学的に正しい認識を確立し、一般の人たちにも普及することを目的に、日本のハンセン病研究者が総力を結集し完成させた。高松宮記念ハンセン病資料館の創立や「らい予防法」廃止に尽力した大谷藤郎氏が監修を務めた。内容は、「基礎医学の進歩」、「診断と治療の現在」、「ハンセン病対策」の3部構成からなり、ハンセン病の医学から人権問題までを一挙にまとめている。