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Books on Leprosy / ハンセン病図書室
HOME > ハンセン病図書室 > 鷲手の指―評伝 冬敏之
鶴岡征雄 壺中庵書房 2014年発行
解説
北條民雄以降のハンセン病文学に大きな地平を拓いた作家・冬敏行の評伝。戦時下、幼くしてハンセン病療養所多磨全生園に父・兄とともに入所。戦後、退園し独立生活をしながら創作活動に取り組み、集大成となる自選短編小説集『ハンセン病療養所』が第三十四回多喜二・百合子賞を受賞した。作家の加賀乙彦氏は「不思議に明るくて、ハンセン病文学にひとつの独創的な世界を打ち立てた」と評した。
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