※本イベントは終了しました。
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1月28日(木):人類遺産世界会議オープニング(笹川平和財団ビル)
1月29日(金):人類遺産世界会議(日本財団ビル)
1月30日(土):人類遺産世界会議クロージング(日本財団ビル)
主催:笹川記念保健協力財団
人類の歴史を通し、世界各地で、厳しい偏見と差別の対象であったハンセン病の歴史は、これまで「負の遺産」「負の歴史」というコンテクストで語られてきました。しかしハンセン病の歴史はそれを生き抜いた人々が放つ、生命の輝きの歴史でもありました。名前を失い、故郷、家族、友人をも失い、社会とのかかわりを断たれながら、一人の人間として、内から強い光を放ちながら生きてきたその軌跡は、人間の持てる計り知れない力と可能性を表す、人類の財産であり、遺産です。
ハンセン病は「過去の病」と見なされるようになり、その歴史は世界的に急速に失われつつあります。歴史の記録と保存は、今をおいてはかなわない急務です。この人類の遺産の保存促進のため、世界約20カ国の当事者、政府機関、NGO、研究者などの参加者と共に、世界規模で情報共有と連携を図り、今後の道を協議するため、「ハンセン病の歴史を語る 人類遺産世界会議」を開催します。
人類遺産世界会議では、世界各地のハンセン病の歴史を取り巻く状況、歴史保存に関わる主たるプレイヤー、回復者の生きた証を残す作品のセッションに続き、関心分野やアプローチの差を超え、歴史保存の緊急性という問題意識を共有する関係者が、地域連帯構築をはじめ、歴史保存の今後の可能性を協議し、ハンセン病の歴史保存のうねりを高めて行きたいと思います。
1月28日(木) 人類遺産世界会議 1日目(笹川平和財団ビル)
09:30 – 09:35 笹川記念保健協力財団 紀伊國献三会長 挨拶
09:35 – 09:45 日本財団 笹川陽平会長 挨拶
09:45 – 11:00 スタジオジブリ 宮崎駿監督 講演
11:00 – 11:15 休憩
11:15 – 12:45 「となりのトトロ」上映
12:45 – 13:45 昼食
13:45 – 14:00 ハンセン病の歴史を語る 人類遺産世界会議 分科会紹介
14:00 – 16:30 セッションI「世界の取り組み 第2部」
1月29日(金)人類遺産世界会議 2日目(日本財団ビル)
09:30 – 09:45 2日目開会
09:45 – 12:00 セッションII「保存する・学ぶ・伝える~主たるプレイヤーは誰か」
12:00 – 13:00 昼食
13:00 – 15:00 セッションIII:「生きた証・創造力・作品:芸術、文芸、生活用具」
15:00 – 15:15 休憩
15:30 – 17:30 セッションIV「未来への遺産~実現の途をさぐる」協議
1月30日(土) 人類遺産世界会議3日目(日本財団ビル)
13:00 – 13:30 東京宣言発表&サイン
13:30 – 13:45 閉会 笹川記念保健協力財団 喜多悦子理事長
・対象者:一般(事前登録必要。当日飛びこみは原則なし。)
・参加者:28日/約300人、29日/150人、30日/150人
・費用:無料
・お申し込み方法:応募フォーム
FAX:03-6229-5388:
E-Mail:smhf@tnfb.jp
※メールかファックスの場合には、28, 29, 30のどこに参加されるかをお知らせください。
イベントのパンフレットはこちらからご覧ください(PDF)