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両陛下が国内外の回復者を皇居に招き、懇談されました

Topics 2015.2.2

sasakawa「グローバル・アピール2015(1月27日)」開催翌日の1月28日、天皇、皇后両陛下は国内外のハンセン病回復者を皇居に招かれました。両陛下との謁見には、日本、インド、アメリカ合衆国、フィリピン、インドネシア、エチオピア、計6カ国の回復者が参加、懇談終了後に東京・赤坂の日本財団で謁見報告の記者会見が行われました。

謁見に同席した笹川陽平氏は、「両陛下は、日本国内にある13の国立療養所、2つの私立療養所をすべて訪問されており、ハンセン病に対する造詣も深く、また、回復者の置かれている現状に、長年心を寄せられています。今日の懇談でも両陛下は、回復者一人ひとりと親しくお話をされました。とくに肩を寄せ合うようにしてお話をされていたお姿が、とても印象に残っています」と、皇居での懇談の様子を報告。両陛下から回復者の皆さんに対して、「それぞれの国で、今なお病気や差別に苦しんでいる人々のため、指導者として活躍していただきたい」というメッセージも伝えられたとのこと。

narsapa記者会見には、全国ハンセン病療養所入所者協議会会長の森 和男さん(74歳)、インドのハンセン病回復者協会APAL会長のヴァガヴァタリ・ナルサッパさん(46歳)が出席。森さんは「両陛下には10年ほど前に香川の高松でお会いしましたが、そのときのことを憶えておいでになり、とても感激しました。私からは、日本国内の回復者が高齢化しつつあること、全面解決までは、まだまだ道半ばですが、なんとかして人権、尊厳の回復を実現したいということを申し上げました」と語り、ナルサッパさんも「今日の経験は、とても信じられないようなこと。自分の家族からも握手してもらえない私が、両陛下から握手していただけたのです。私は9歳のときに発症、家族からも村からも追放されて大変な苦労を味わいましたが、今日は、そのすべての痛みや苦労が消えたと感じました」と、謁見での感激を語りました。

IMG_8033記者会見後半には、謁見を済ませた各国の回復者も登壇。両陛下と握手した際のよろこび、懇談の印象、各国のハンセン病に関する現状などについてコメントしました。