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【ピープル/ハンセン病に向き合う人々】佐渡 裟智子さん(朗読ボランティア)公開しました。

Update 2016.8.1

ハンセン病の治療法がいまだ確立していない時代、 手足の不自由ばかりか、視力を奪われてしまう人が数多くいました。 かつて隔離政策下にあったハンセン病療養所において、 盲いた人びとは、さらに閉ざされた過酷な境遇を強いられましたが、 生きることの意味を模索しながら、文芸などの活動で才能を開花させた人もいました。 そのように、暗闇のなかで光を求める人びとのために、 50年もの長きにわたり音訳と朗読の奉仕活動を続けてきた一人の女性がいます。 晴れやかな声と明晰な音読を全国各地の療養所に届けながら、 耳を開いて社会とつながろうとする人びとにこころを寄り添わせてきたのです。 ――佐渡裟智子さんの稀有な生き方と出会いについて、話をうかがいました。