Blogブログ
Topics 2016.2.1
2016年1月31日(日)、「世界ハンセン病の日」に合わせ、東京・六本木ヒルズに併設するイベントスペースumuで「ハンセン病文学 ビブリオバトル」(日本財団主催)が開催されました。
「ビブリオバトル」とは、一般公募で選ばれた「バトラー(発表参加者)」たちが、持ち寄った本を5分間でプレゼンテーションし、会場の観戦者全員による投票で、最も読みたくなった「チャンプ本」を決定する書評合戦イベントです。
エントリー5作品は、近藤宏一『闇を光に』(みすず書房)、石井光太『蛍の森』(新潮社)、宮里良子『生まれてはならない子として』(毎日新聞社)、ドリアン助川『あん』(ポプラ社)、遠藤周作『わたしが・棄てた・女』(講談社)。予選を勝ち抜いた5名の若者がしのぎを削る書評バトルを繰り広げました。
また、IDEA代表・森元美代治氏、女優、作家・中江有里氏、映画『あん』原作者・ドリアン助川氏をゲストにむかえ、スペシャル・トーク「文学とハンセン病」を行い、それぞれの「ハンセン病文学」への思いと、次世代に向けてのメッセージが語られました。
会場満員で熱気につつまれた今イベントの模様は、近日中に当サイトでレポートいたします。