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Topics 2016.8.5
8月4日(木)、夕方5時から、多磨全生園で恒例の納涼祭が開催されました。全生園敷地内の旧全生学園グラウンドに設えられた櫓のまわりを、入所者をはじめ、職員や関係者、地元住民が囲んで、「炭坑節」や「東村山音頭」に乗って盆踊りを楽しみました。日が暮れるにつれて来場者はますます増え、模擬店には長蛇の列ができるほどのにぎわいに。
途中、入所者代表と朝戸園長があいさつ、全生園の納涼祭は1909(明治42)年の開園直後から始まり100年以上の歴史があること、かつては入所者と職員だけが楽しむ祭だったものが、いまでは近隣住民も参加する地域の夏の風物詩として定着していることなどが語られました。また東村山市の渡部市長や都議会議員などの来賓も次々とあいさつ。
8時からは「人権の森」の夜空を彩るように花火が次々と打ち上げられ、納涼祭の盛り上がりも最高潮に。花火を待ちわびていたかのように、親子連れや子どもたちがさかんに歓声を放っていました。