Blog
Blog
Update 2015.12.25
熊本市内には加藤清正を祀った本妙寺があり、ここには数多くのハンセン病患者が参拝客からの喜捨をもとめて集まっていた。明治時代、その様子を見たキリスト教宣教師たちは私立療養所をあいついで創立する。なぜ患者たちは本妙寺に集まっていたのか。宣教師たちを駆り立てたものは何だったのか。いまも残るゆかりの地(本妙寺、待労院資料館、リデル・ライト両女子記念館)を訪ねつつ、その歴史をひも解いてみ...
Update 2015.12.25
2002年、熊本市現代美術館の開館記念展覧会で、ひときわ来場者の目を引いた展示があった。子どもをもつことが許されなかったハンセン病療養所で、夫婦が我が子のようにいつくしんできた人形「太郎」である。いまも太郎ちゃんとなかむつまじく暮らす遠藤邦江さんの住まいを訪ねて、療養所での暮らし、故郷への思いなど、さまざまなお話をうかがった。
Update 2015.12.25
病気の発覚、同じ入所者であるお母さんとの離れ離れの療養所生活、プロミン治療反応による神経痛。ハンセン病患者・回復者としての苦しみを抱えながらも、高校への進学を果たし、文学への憧れを持ち続けた青春時代。現在、菊池恵楓園の自治会機関誌「菊池野」の編集長をつとめる杉野桂子さんに、50年以上にもおよぶ療養所での日々や現在の仕事について話をうかがいました。
Update 2015.12.16
先日フジテレビにて放送された、ドキュメンタリー番組『差別の病を生きて 〜ハンセン病のいま〜』が、岡山放送(OHK)にて2015年12月28日(月)の深夜にも放送されることが決まりました。 タイトル:『差別の病と生きて 〜ハンセン病のいま〜』 放送日時:2015年12月28日(月)25:05〜26:05 放送局:岡山放送(岡山県・香川県) 放送エリア:http://www.ohk...
Update 2015.12.14
50年に渡り、約70か国のハンセン病の専門病院や療養所を訪ね歩いたWHOハンセン病制圧大使の笹川陽平さん。笹川さんには毎年通う“もうひとつの現場”があります。それは、数多くの国際機関が集まるスイス・ジュネーヴ。世界各国の保健大臣やWHO関係者が集まる外交都市で、ハンセン病問題を解決するため尽力する笹川さんにレンズを向けました。