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Update 2017.11.24
医薬品、食糧、すべてが欠乏し、希望を失っていた戦後の光明園。 暗いトンネルを抜けたあと、20代の望月さんが打ち込んだのは、 壁新聞と青年団機関誌の発行だった。 その活動の場はやがて光明園自治会、機関誌「楓」へと場所を移していく。 外島保養院から始まる療養所の歴史、19年に及んだ邑久長島大橋架橋運動。 当時の思い出について語っていただきました。
Update 2017.11.22
大阪府西淀川区。中島川と神崎川に挟まれた中州に かつて「外島保養院」と呼ばれた療養所があった。 600名近くの患者が日々の暮らしをいとなんでいた。 だが、そのささやかな暮らしと患者の命は、 室戸台風の水害によって濁流のなかへと飲み込まれていく。 ここでは1909(明治42)年に建てられた公立療養所のうち、 唯一現存していない「外島保養院」の歴史をたどってみたい。
Update 2017.11.21
「自治会がなにをしているかは知っていましたが、 自分が関わるようになるとは思っていなかったです」。 そう語る山本さんが自治会役員となったのは、 入園から20年近くが経った1979年のこと。 そして架橋運動が、翌1980年から実現へ向けて大きく動き始める。 「人間回復の橋」と呼ばれる邑久長島大橋。 全長150メートル足らずのこの橋は、どんな意味をもっているのか。
Update 2017.11.21
油絵、水彩画、パステル画から、ニットデザイン、CG作品まで。 加藤博子さんは多様な手法による多彩な作品を生み出してきた。 病を得てからひとときも離れることなかった心身の痛みを、 自由で冒険心あふれる発想力と想像力の糧にし続けた。 そんな加藤さんがいま心から願っていることは、 弱い者が生きられる社会であってほしいということ――。
Update 2017.11.21
朝露に濡れた初々しい蕾の蓮。 妖艶なまでの色香を湛えて咲き誇る蓮。 空ろとなって首を垂れていく枯れ蓮。 加藤健さんが長年にわたって撮り続けた蓮の写真は、 生命の諸相を丹念に映し出す稀有な記録として、 見る者の心に静かに沁みとおってきます。 その代表作とともに、健さんの思い出語りをお送りします。
Update 2017.11.17
愛生園で“いちばん中のよい夫婦”と 自他ともに認める石田雅男さん・懐子さん夫妻。 お二人はそれぞれ、社会に出て仕事をするというごく当たり前の生き方を ハンセン病の後遺症によって中断させられるという苦い経験を乗り越えてきました。 療養所で生き続けるという決意のなかで、理想的な伴侶と出会うにいたったいきさつや、 新しい家族のかたちを精一杯つくろうとしてきたこと、 子どもたちを相手に...
Topics 2017.11.14
現在、東京都東村山市の国立ハンセン病資料館において、Hand Stamp Art Project × 田川誠「じんけんのもり」展が開催されている。 この展覧会は、来場者参加型のアート展として、国立療養所多磨全生園に広がる「人権の森」をアートで表現するとともに、ハンセン病に対する正しい知識の普及啓発に努めることを目的としている。主催は、Hand Stamp Art Project...
Topics 2017.11.8
学生団体S.A.L.は、11月18, 19日、東京・下北沢にて野外写真展「こいのつま -インドの物乞いを想う-」を開催する。 慶應義塾大学公認の学生団体で、様々な社会問題や国際問題を発信する活動を行う当団体。彼らが今回焦点を当てるのは、インドで物乞いを行う人々だ。中でも、ハンセン病という病を経験した人々や、沙漠を移動する民族、最貧困地域にて暮らす人々を取り上げる。 インドには、...
Topics 2017.11.8
日本財団では、一人でも多くの人がハンセン病への理解を深め、偏見や差別について考える機会を提供するため「THINK NOWハンセン病」キャンペーンを実施しています。毎年1月最終日曜日は「世界ハンセン病の日」です。この機会にハンセン病の理解をさらに広げるための「THINK NOWハンセン病」キャンペーンにご協力・参加いただける、団体・個人を募集します。 【要項】 ●対象:ハンセン病...