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Topics 2017.1.12
「THINK NOW ハンセン病」キャンペーンの一環で日本財団が2016年1月31日の世界ハンセン病の日に実施した「ハンセン病文学ビブリオバトル」。今年は紀伊國屋書店の主催で開催が決定し、発表参加者の募集が始まりました。 日時 2017年2月26日(日)14:00ゲーム開始(開場13:45) ※開始・終了時刻は変更になる場合があります。 場所 紀伊國屋書店 新宿本店8階イベント...
Topics 2017.1.10
多磨全生園で、昨年11月15日から行われていた「全生学園」跡地の発掘調査によって、全生園草創期につくられた「堀」の遺構が明らかになり、1月7日(土)に関係者および一般の方々に向けて発掘現場の見学会が実施されました。見学会には、全生園の職員や入園者をはじめ、近隣住民やこの発掘調査に関心をもつ人々が参加、深さ2メートル、幅4メートルにも及ぶ「堀」の大きさに改めて感嘆の声をあげていま...
Topics 2016.12.20
11月から始まった多磨全生園の堀の遺構の発掘調査が順調に進み、いよいよその規模とともに堀にまつわる歴史が明らかになりつつあります。 発掘調査が行われているのは、全生園の敷地内の全生学園跡地。1909(明治42)年に全生園が開設された当初に存在していたとされる堀の遺構が、この調査によってついに発見されました。発掘された遺構は深さ2メートル、幅4メートルもの規模で、当時はさらにその...
Topics 2016.12.8
京都の東本願寺に隣接する「しんらん交流館」で、国立ハンセン病療養所菊池恵楓園の絵画クラブ「金陽会」の皆さんの作品を展示する催しが、12月7日(水)から開催されています。 菊池恵楓園絵画クラブ「金陽会」は、1953(昭和28)年に発足。特別な指導者もおらず、また「金陽会」との出会いで初めて絵筆を持った方も多かったそうですが、メンバー同士が作品を鑑賞し批評しあい、家族や故郷から切り...
Topics 2016.12.7
日本財団の専属フォトグラファーである富永夏子が世界のハンセン病の現場を撮影した写真を国や地域ごとに掲載した「ファインダーから見た世界のハンセン病」を公開しました。
Topics 2016.12.6
2016年10月1日から12月27日まで国立ハンセン病資料館企画展示室で開催されている企画展「生きるための熱 ─スポーツにかける入所者たち─」。この企画展に合わせ12月4日(日)、国立ハンセン病資料館1階映像ホールでトークイベント「野球談議 嗚呼、新良田(にいらだ)教室野球部 !!」が開催されました。 新良田教室は1955(昭和30)年、長島愛生園内に開校した療養所入所者対象の...
Update 2016.12.5
輪倉一広 吉田書店 2015年発行 ハンセン病図書室 に『司祭平服と癩菌―岩下壮一の生涯と救癩思想』他1冊を追加しました。 http://leprosy.jp/special/books/
Update 2016.11.28
現在、多磨全生園敷地内で行われている発掘調査により、この地に施設が開設された1909(明治42)年の直後に築かれたとされる堀の遺構の一部が見つかりました。堀の遺構が見つかったのは、旧全生学園の跡地で、その規模は幅がおよそ4メートル、深さ2メートルほどあったと考えられる大きなものです。 かつてハンセン病療養所では、患者を社会から完全に隔離するために、敷地のまわりを塀や土塁で完全に...
Update 2016.11.22
1969年、北さんは、長島愛生園の園誌『愛生』に、 「再燃を忘れた火に おれはなりたくないのだ」と綴った。 その40年後、北さんは、作陶展を開催し、 初めて土に触れたときの喜び、窯の中で焼成された陶器の美しさを綴った。 “らい者”となり、身内や社会から受けた過酷な仕打ちも、 療養所での悶々とした日々も乗り越えて、よき師とよき仲間に支えられ、 北さんは、熱さも痛さも知覚できないそ...
Update 2016.11.21
松丘保養園は、おもに北海道と東北の出身者が収容された、 日本最北端のハンセン病療養所です。 冬の豪雪とともに東北ならではの人材不足という厳しい環境のなか、 入所者は長いあいだ相愛互助の精神で療養所の日々を営んできました。 幼少時に病気を発症しながら、完治し、社会復帰したのちに、 体調悪化のために松丘保養園に戻ってきたという石川勝夫さんに、 療養所に暮らす人びとの思いや将来のこと...