ハンセン病制圧活動サイト Global Campaign for Leprosy Eliimination

ハンセン病の治療

ハンセン病には1991年にWHOにより確立された、多剤併用療法(MDT)と呼ばれる治療法があり、早期に治療すれば、痕も残すことなく完治できます。

多剤併用療法(MDT)

MDTに使われる薬剤には、少菌性(Paucibacillary=PB)の大人用と子供用、多菌性(Multibacillary=MB)の大人用と子供用という合計4種類があります。1ヶ月分の服用量が1枚のブリスターパックに包装されており、裏面には飲み忘れや間違いを防ぐため、服用の順番を示す番号が書かれています。これらの治療薬は、全世界どの国でも無料で提供されています。

※少菌性(PB)は知覚麻痺の皮膚斑紋が1〜5つあるもの、多菌性(MB)は5つを超える知覚麻痺の皮膚斑紋、もしくは神経肥厚が2つ以上あるもの

※子ども用とは、ここでは10歳から14歳を意味します

■治療場所

入院や隔離の必要はありません。地域の一般保健所で、外来治療を受けることができます。

治療の流れ

  • 1

    知覚のない斑紋があったら、ハンセン病の可能性を疑い、すぐに地域の保健所や医療機関に相談しましょう。ハンセン病治療においては、早期発見、早期治療がなによりも重要です。

    ※斑紋に知覚があるかどうかは、ペンや羽などを使って確認します。

  • 2

    ハンセン病と診断されたらMDTによる治療を開始します。毎月1回医療施設で治療状況を確認、次の1ヶ月分のブリスターパックを受け取ります。

  • 3

    知覚障害が起こっている場合は、日常生活で怪我をし、それが後遺障がいに発展しないよう、注意することが重要です。

    ※毎日手足のセルフケアをおこないます。

History of Leprosy medical treatment ハンセン病治療の歴史