ハンセン病制圧活動サイト Global Campaign for Leprosy Eliimination

ハンセン病の現場にレンズを向けて

ひとくちにハンセン病の“現場”と言っても、国によって抱える問題は様々で、それぞれ大きく異なります。またその国の地域によっても事情は異なり、さらに言えば、その地に住む一人ひとりによっても状況が異なります。しかし、どの地に住んでいようと、ハンセン病にかかったほとんどの人は、自分たちの抱える問題について声をあげることができません。紀元前から続く、ハンセン病患者に対する途方もなく長い差別の歴史が、彼らから声を奪ったのです。私たち取材班は、WHOハンセン病制圧大使である笹川陽平さんに同行し、その活動と世界中の患者・回復者がおかれている現実を記録しました。故郷に帰れず、病院の一角に住みつく人。病気にかかったのは神からの罰だと考え、我が身を呪う人。物乞い以外に、生きる道はないと人生に絶望する人。村八分にされ、まるで世捨て人のように暮らす人。このサイトの映像は、おそらくほとんどの人が見たことのない、世界でも類をみない貴重なものです。それは差別を恐れてひっそりと暮らす彼らの人生と、これまで一度も口にされることのなかった、彼らの“声なき声”をとらえたものだからです。ハンセン病の現場にレンズを向けて見えてきた世界、どうぞご覧ください。(ディレクター・浅野直広)

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Vol.1 インドネシア 島々に横たわる現実を見よ! 本編 31分49秒

17,000を超す島々から成り立つ世界最大の群島国家、インドネシア。多くの島々では医師や看護師が不足しており、患者の発見と治療が遅れています。また差別に苦しむ患者・回復者も少なくありません。そんな島々の中で、とりわけ患者数が多いと言われるパプア島にレンズを向けました。

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Vol.2 ネパールの国境地帯を往く! 本編 28分05秒

ヒマラヤ山脈をはじめとする山岳地帯が国土の80%を占めるネパール。交通アクセスが悪く、医療サービスの普及が遅れている地方では、今もハンセン病が蔓延しています。特に患者が集中しているのがインドとの国境地帯。砂塵舞う僻地に生きる患者や回復者の窮状にレンズを向けました。

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Vol.3 唯一の未制圧国ブラジルの叫び 本編 33分51秒

ハンセン病の「制圧」とは、人口1万人あたり患者数を1人未満にすることです。WHOがこの目標を掲げてから、世界ほぼ全ての国でハンセン病の制圧が達成されました。しかしブラジルだけが、今もこの目標を達成できずにいます。発展を続ける大国にもかかわらず、なぜブラジルはハンセン病を制圧できないのでしょう。経済成長の陰に見捨てられた、患者と回復者の窮状にレンズを向けました。

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Vol.4 インド 回復者の心に火を灯せ! 本編 32分23秒

世界一のハンセン病大国、インド。新規患者は年間13万人、回復者は1,200万人。その多くが一般社会から排除され、回復者だけが住むコロニーで支え合いながら生きています。閉ざされた世界で、彼らはどのような思いで暮らしているのでしょう。デリーにある、インド最大のコロニーにレンズを向けました。

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Vol.5 ルーマニア 地図から消された故郷への想い 本編 33分30秒

ルーマニアではこの20年間、ハンセン病を発症した人は一人もいません。人々の間では過去の病気として認識され、病気そのものを知らない人も少なくありません。しかし現状とは裏腹に、陽の当たらない場所で、長年差別に苦しむ回復者たちがこの国には存在していました。
ルーマニア唯一のハンセン病専門施設、ティキレシュティ療養所にレンズを向けました。

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Vol.6 今、日本でハンセン病を考えること 本編 34分11秒

日本の国立ハンセン病療養所で暮らす回復者は1718人。平均年齢は83.9歳。年々その数は減り、悲劇の歴史が忘れ去られつつあります。そんな日本で、ハンセン病への正しい理解を広めるイベント「グローバル・アピール2015」が開催されました。“今、日本でハンセン病を考えること”の意味を、レンズを通し見つめました。

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Vol.7 もうひとつの現場、外交都市ジュネーヴ 本編 27分07秒

50年に渡り、約70か国のハンセン病の専門病院や療養所を訪ね歩いたWHOハンセン病制圧大使の笹川陽平さん。笹川さんには毎年通う“もうひとつの現場”があります。それは、数多くの国際機関が集まるスイス・ジュネーヴ。世界各国の保健大臣やWHO関係者が集まる外交都市で、ハンセン病問題を解決するため尽力する笹川さんにレンズを向けました。

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Vol.8 ポルトガル・スペイン つなげ!療養所に生きた先人の魂 本編 28分17秒

ハンセン病の新規患者がほとんど出なくなった、ポルトガルとスペイン。回復者の高齢化は進み、その数は年々減少の一途をたどっています。ハンセン病が風化しつつある今、両国では療養所が新たな役割を担い始めました。ポルトガルとスペインに残る、それぞれのハンセン病療養所にレンズを向けました。

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Vol.9 モロッコ 制圧、その光と影  本編 29分28秒

世界でも珍しい徹底した対策で患者数を激減することに成功したモロッコ。しかし患者の数が減ったからといって、社会からハンセン病への偏見や差別がなくなることはありませんでした。家族や周囲から疎外され、なす術もなく孤立を深める患者や回復者たち。モロッコのハンセン病制圧の「光」。そして「影」にレンズを向けました。

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Vol.10 エチオピア それでも、自分の足で歩くために  本編 29分45秒

エチオピアのハンセン病回復者団体、ENAPAL(エナパル)。そのENAPALが今もっとも力を注ぐのが「マイクロクレジット(小口融資)」という就労支援への取り組みです。これにより、エチオピアでは回復者が仕事を持ち、社会復帰を果たす動きが高まっています。しかしその一方で、未だに仕事を持てず、貧困に喘ぐ回復者も後を絶ちません。彼らの明暗を分けるものとは、いったい何なのでしょうか。社会復帰に向けて奮闘する、回復者たちの姿にレンズを向けました。

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vol.11 インド 物乞い その現実を見つめて・インド前篇  本編 32分23秒

降り注ぐインドの強烈な日差し。手押し車に座った彼らとその間にさえぎるものは何もありません。 患部が目立つ姿勢を作り「お父さん、お母さん、お金をください」と叫んで、他人に手を差し出し続けます。 「物乞い」をすることでしか生きていけないインドの回復者たち。 彼らは日々何を思い生きているのか。 ハンセン病コロニーを3日間密着取材し、彼らの厳しい現実にレンズを向けました。

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vol.12 インド SILF 笑顔で生きる未来のために・インド後篇  本編 34分33秒

インドの回復者はこれまでの人生で得たものを全て捨て、社会の片隅で身を寄せ合って生きています。 家族や故郷、学業や職業を失った彼らに残されたものは、物乞いをするだけの人生でした。 笹川陽平さんと日本財団は、インドの回復者が物乞いをすることのなく生きていける社会を実現するために活動しています。その一つが、ササカワ・インド・ハンセン病財団(SILF)です。 「物乞い」から、「働いて生きる」。新たな一歩を踏み出した回復者の姿にレンズを向けました。

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vol.13 未制圧国ブラジル 隠れた患者を探し出せ!  本編 30分16秒

ブラジルは世界に唯一つ残るハンセン病未制圧国です。 2015年の登録患者数は20,702人。 「制圧」基準の1.01倍、達成まであと少しのところにきています。 しかし、現場では大きな問題が横たわっていました。数字に表れない“隠れた患者”の存在です。 最後の「未制圧国」が直面する現実。その最前線にレンズを向けました。