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ハンセン病図書室

医務服を着た郵便局長3代記—ハンセン病国立療養所栗生楽泉園とともに

医務服を着た郵便局長3代記—ハンセン病国立療養所栗生楽泉園とともに

埼玉新聞社(編) 
埼玉新聞社 2013年発行

解説

栗生楽泉園内にある草津栗生局は、全国で唯一、国立療養所内に置かれた特定郵便局だ。その局長を務めたのが、黒岩利一・順市・伸一の親子である。隔離された入園者にとって、郵便局が外の社会とつながるただ一つの窓だった。だからこそ、求められれば代わりに小包をつくり、宛名を書き、時には家族のもとを訪ねるなど、親子はハンセン病で失われた視力や手指の代わりとなって献身的に働いた。本書は、三代にわたって小さな郵便局を守り続けた親子の知られざる奮闘を鮮やかに描いた一冊だ。