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ハンセン病図書室

生き抜いて サイパン玉砕戦とハンセン病

生き抜いて サイパン玉砕戦とハンセン病

有村敏春 
創土社 2011年発行

解説

奄美大島に生まれ、通信兵で海軍に入った。サイパン島の玉砕戦では2回の総攻撃をくぐりぬけ、山の中で1年を生き延びた。ついに米軍に捕まり、送られた捕虜収容所で迎えた終戦。復員して琉球政府に勤めたが、その時には顔や足に斑紋があった。ハンセン病だった。強制収容をおそれて逃げ出すが、職を転々としながらの流浪生活にも限界を感じ、菊池恵楓園、そして星塚敬愛園へ。園内では自民党支部を結成、先頭に立って政府に陳情する一方、園内でのストを主導した。運命に翻弄されながらも自らの力で人生を切り開いてきた人物が、これまでの軌跡を力強く語った一冊。