ハンセン病制圧活動サイト Global Campaign for Leprosy Eliimination

Leprosy and the Islands / 世界の島は語る

Makogai Island

マコンガイ島

フィジー共和国

南太平洋の島々から送られた
4,500人の患者の療養地

マコンガイ島はフィジーの首都スヴァより129キロメートルにある小島。

1911年、フィジー政府により、ハンセン病療養所が開設され、主としてカトリックの修道女たちが治療と介護にあたった。周辺の島々より多くの患者が強制的に集められ南太平洋地域のハンセン病の隔離と治療の中心施設となったが、2年間継続して菌陰性である場合、一定の地域内に居住し、3カ月ごとに政府医務官の検診を受けることなどを条件に、退所を認める規定もあった(1919年~1927年まで83名が退所している)。

療養所内には出身国別に5つの村があり、病院は男性、女性、重病者病棟とに分けられた。また教会やインド人のための寺などもあり、カトリックの司祭やインド人警察官も駐在した。
開設当初は大風子油注射の治療が行われたが、化学療法の導入により患者は減少した。1911年から1969年まで4,500名が治療を受け、1,500名がこの島で亡くなったが、多くの治癒者は出身島に帰還し、残った人々は、首都にあるトゥメイ病院に併設された介護居住施設に移転した。

※パトリック・トゥメイ(P.J.Twomey)はニュージーランドと南太平洋地域のハンセン病患者の救済に貢献し、今日のPacific Leprosy Foundation (太平洋ハンセン病財団)の基礎を築いた人物。

1907年からニュージーランドのクエイル島もハンセン病患者の隔離島であったが、1926年、全員がフィジーのマコンガイ島の療養所に移管され、施設は閉鎖された。

マコンガイ島

国:フィジー共和国
面積:8.4㎢
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マコンガイ島にまつわる写真

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