Books on Leprosy / ハンセン病図書室
矢野 功(作・画)
財団法人笹川記念保健協力財団 2002年発行
解説
「日本のハンセン病化学療法の父」と呼ばれた医者・石館守三の伝記マンガ。石館氏は、中学のときに出会ったハンセン病患者のすがたに衝撃をうけ、病に苦しむ人たちを救うべく医学の道を志す。東大医学部教授となり、日本で初めてとなるハンセン病治療薬「プロミン」を合成、多くの日本ハンセン病患者を救った。のち、財団法人笹川記念保健協力財団の初代理事長をつとめ、日本財団会長だった笹川良一とともに世界のハンセン病制圧活動に尽力した。