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「第8回障害者権利条約締約国会議」でハンセン病問題が取り上げられました

Topics 2015.7.7

第8回障害者権利条約締約国会議2015年6月10日、ニューヨーク国連本部で「第8回障害者権利条約締約国会議」が開催され、初めてハンセン病に起因する障害をもつ人々の問題が取り上げられました。

「障害者権利条約締約国会議」は、障害者の人権の確保や固有の尊厳の尊重を促進するための措置を定めた「障害者権利条約」を締約する国際会議です。今回は、国際機関、政府関係者、NGO関係者などが参加して、条約の履行を点検し、2016年から30年までの国際社会の共通開発目標「ポスト2015年開発目標」に障害者の視点をいかに反映させるかが協議されました。

会議に出席したWHOハンセン病制圧大使・笹川陽平氏は、サイドイベント「ハンセン病と障害〜Voice of People Affected by Leprosy」において基調講演を行い、障害によって疎外されることのないインクルーシブな社会を実現していくため、ハンセン病により障害を負った者も、他のさまざまな要因による障害当事者と連携していくことの重要性を訴えました。